コロナで外出規制も解けてマスクが外れた夏を迎え、久しぶりに花火大会に出かけました。
今年は各地大きな花火大会が開催されていてどこに行くか迷いましたが、旦那の希望で山梨県の神明花火大会に行くことに。
花火に興味のない旦那ですが珍しく行ってみたいと言うので、たまにはリクエストにお応えして笑
感想や現地での出来事などお伝えします。
神明花火大会…場所はどこ?
山梨の方に失礼極まりないですね^^;
というわけで詳細はざっとこんな感じ。
- 打ち上げ場所 山梨県西八代郡市川三郷地内三郡橋下流笛吹川河畔 (三郡橋と富士川大橋の中間)
- 交通アクセス 車:中央自動車道甲府南IC~国道140号経由 約10㎞中部横断道増穂ICより 約3㎞
- 電車:JR身延線市川大門駅から徒歩約10分
- 無料シャトルバスあり
- 大会規模:打ち上げ数約2万発 2尺玉打ち上げあり 来場者数約20万人
こんな感じでかなり規模の大きい花火大会となっています。
車での来場は駐車場予約がマスト!
もちろんいつもの如く車移動の私たちですが、駐車場予約は絶対と言っていいほどすべきです。
無料の駐車場が会場周辺に1600台と謳っていますが土地勘のない他県の人ほど駐車場確保に時間がかかるでしょう。
安易にノープランで行って路頭に迷うほど時間の無駄なことはありません笑
デートで行こうもんなら彼女の機嫌が悪くなること間違いなし笑
軒先パーキングという駐車場予約サイトが素直にそちらで予約をお勧めします。
(→軒先パーキング公式サイトはこちら)ユーザー登録やカード決済等いろいろ入力必須ですが路頭に迷うくらいならこっちに時間を割くほうが何倍も時間削減になるでしょう。
金額は1000円〜で、会場からちかくになればなるほど高くなります。
私たちが予約したのは有料観覧席から見て反対側の河川敷にある三郡橋「西詰」駐車場 第1です。
有料観覧席側の駐車場は4000円以上となっていたので正直高いなと思いましたが、離れ過ぎても歩き疲れてしまうのでこのぐらいの距離がベストかなというところ。
料金は3000円。
実はここがポイントで、この駐車場を予約することで思わぬラッキーを生み出すのです。
現地到着時刻は15時が限界か?
到着時間を考える上で一番気にしなきゃいけないのは交通規制です。
こちらも公式サイトに規制マップが貼ってありますが、時間を追うごとに通行禁止が増えていき規制が厳しくなるとのことで徐々に身動きが取れなくなっていきます。
特に14時半から会場周辺は各所で徐々に通行止めがスタートし、17時には規制予定の道路がすべて通行止めに。
この時間に到着は絶対避けるべきです。
時間に余裕がないとせっかくの有料駐車場も渋滞に巻き込まれてたどり着けないなんて正直ナンセンス。
考えたのは交通規制がそこまで厳しくなっていないであろう15時ごろを目標に自宅を出発。
多少の車のつまりはあるもののほぼほぼ目標時間ちょうどくらいに到着することができました。
ただある程度スムーズに到着するには15時がやはり限界かなというところ。
到着する頃には川周辺道路に渋滞が見えたので、あとちょっと遅れていたら私たちも渋滞に巻き込まれていました。
そして駐車場に入る時に気をつけて欲しいのが予約した三郡橋「西詰」駐車場第1は駐車場に入る時右折で入ることができません。
中央自動車道甲府南ICから下りて向かう際、カーナビを直接この場所に設定すると右折でルート設定されてしまうので、ナビ設定後左折で入り口に辿り着けるよう経由地も設定することをお勧めします。
中央自動車道甲府南ICから現地に行かれる方は富士川大橋西という信号の交差点またはローソン富士川増穂インター店を経由地に設定するといいかもしれません。
私はここを経由地にして左折で入り口に到着できるよう設定しました。
注意!雨具の準備と雨雲レーダーは要確認
なぜここで雨具の注意喚起か。
それは駐車場到着して車を離れ打ち上げ会場に向かう途中、ゲリラ豪雨にやられました笑
車に引き返せる位置にいたので急いで戻ってはみたのの、下半身ビショビショ。
とても傘だけでどうにかなる雨量ではなかったのです。
車を離れる段階でポツポツ降り出していのですが、このレベルならイケるだろうと車を離れてしまったのです。
完全な見切り発車…
スニーカーや靴下など絞れば水滴が下垂れるほどで、車の中でエアコンにあてて乾かす始末。
着替えなんか持ってるわけもなく、乾くまでひたすら我慢でした。
雨雲レーダーを見ると1時間ほどで止むとのことなので花火に影響はありませんでしたが、心が折れました…
車から出る前に雨雲レーダー確認すればよかった。
荷物になりますが、嵩張らないレインコートなどがあると安心かも。
肉フェス並みの飲食店が充実
雨も上がり靴下たちもある程度乾いて17時過ぎに再出発。
駐車場から三郡橋を渡り川向こうの打ち上げ会場へ向かいます。
橋が結構長いのと、とにかく混雑で思うように近づけない笑
会場には有料観覧席と河川敷横にある市川大門総合グラウンド内に飲食店の出店があるんですが、中々遠い…
いい具合に腹ペコです。
この時は30分かからないぐらいで到着。
到着してビックリしたのは、都内で行われる肉フェスですか?って言うぐらい、出店数が多く食べ物飲み物が充実しています。
定番のお好み焼きやジャガーバターなどのテキ屋が並んでいるのを想像していたんですが全く違います。
食べ物はちょっとおしゃれな肉料理や揚げ物が多い印象。
お酒類もビールやサワー系以外にもワインやカクテルなど販売されていて結構豊富だったと思います。
ただグラウンド自体は広いものの、やはり来場者が多過ぎてどのお店も最後尾がわからないほどの長蛇の列。
入口が一つしかないので入口近くのお店の長蛇の列に阻まれて中々奥に入り込めず…
さらに一品買うのに何十分も並ばないといけないので、そこは覚悟しないとダメですね。
誰かと行くなら手分けして並んだ方が効率がいいかな^^;
混雑時のルート選択に要注意!マナーの悪い人はどこにでも一定数いる
なんとか食べ物を調達し終わって、さてどこでどこで見ようかというところの時刻は19時。
あまりの人の多さに参ってしまったのと、体力に限界を感じてきたのか花火が終わるまでにこの場所に居られないと判断。
落ち着いて食べることもできないし、このまま具合が悪くなったりするのも嫌だったので車に戻らないかと提案し移動しました。
が、移動ルートの選択を間違えました。
来る時と同じ河川敷を選んでしまい、来た時以上に混雑していて中々前に進みません。
原因はもちろん歩行者の多さもありますが、何より歩道にはみ出てブルーシートなどを敷いて場所取りをしている人がわんさかいるんです。
交通整理をしているスタッフがアナウンスしても移動する気配もありません。
おかげで歩道は狭くなり対面通行ができなくなってつまります。
まるでいつかの梨泰院のようでかなり危険です。
足元も見えづらく、危うく場所取りしている人の手を踏みそうになりました。
マナーが悪い人が一定数いるので混雑時のルート選択は多少遠回りでも致し方ないですね。
見る場所にこだわらないなら駐車場から車で見るのが断然快適
なんとか三郡橋まで辿り着けたところで花火が始まりました。
橋を歩きながらときどき止まって写真撮ったりして。
ていうか橋からの花火、絶景です。
2尺玉の迫力も満点!
ですがもちろん橋の上での観覧は禁止です。残念。
なんだかんだ無事車に到着。30分以上かけて戻ってきました。
と思いきや、ビックリするぐらい車から綺麗に見えます。
花火の方向に大きな木が生えてるんですが、止めた位置が良かったのか邪魔になることなくはっきりと見えます。
ぶっちゃけこっちのが良くない?
エアコンの効いてる車の中で買ったご飯食べながら、なんて快適なんでしょう。
戻ってきて正解でした。
たまたまですが、この位置に車を停められたのはかなりラッキー!
駐車時にスタッフに誘導はされますが、細かな停車位置にまで誘導はされないので選んで止めようと思えば止められます。
来年以降もこの駐車場があるなら、川に向かって橋の右側に停車すれば確実です。
一番奥に駐車すると大きな木とかぶって見えなくなるのでそこは回避。
もしトイレに行きたくなっても橋の真下に仮設トイレがあるので安心です。
これは3000円以上の価値ありです。
近くで見たい人にとっては向かないと思いますが、暑さや混雑に耐えられない人、見る場所にこだわらない人にとっては非常にお勧めです。
注意があるとすれば、虫除けスプレーなど持参しましょう。
戻ってきて車に乗る時、虫も一緒に入ってきてしまい若干大騒ぎ笑
河川敷で明かりも少ないため、車のあかりに誘われて侵入してきます。
おかげで何箇所か虫刺されに遭いました笑
帰る時は遅くとも終了15分前には駐車場を出よう
お分かりかと思いますが、これだけの混雑ですから帰りの渋滞も半端ないです。
実は車から花火を見ている時に気づいたのが、カーナビの道路地図がすでに川周辺ちらほら赤くなっていました。
これに気づいたのが終了約30分前。
もちろん予想はしていましたが、最後までいると駐車場からも出られなくなると思い後ろ髪引かれる思いで帰ることに。
これは致し方ないのですが、一般道に出ると案の定渋滞。
ある意味正しい判断だったのかなと。最後まで見ていたら最悪の展開だったのは間違いないので。
私たちが駐車場を出たのが30分前で同じように駐車場出た車も何台かいたので、おそらく15分前が限界と推測します。
最後まで見て渋滞にハマるか、早めに出て渋滞回避するか。
ここは人それぞれ性格が出そうなところ笑
他県の大規模花火大会はとにかく事前準備と情報収集をしないと命取り
今回行ってみて思ったのが駐車場の確保はもちろんのこと、雨具の準備や大袈裟かもしれないけど着替えなども必要かなと思いました。
また渋滞情報や交通規制の情報収集も必要不可欠だし、その点で言えば公式サイトは十分役に立ったかなというところ。
電車で行く人にとっては関係ないかもしれませんが、臨時列車が出てるとは言えそもそも本数が多い路線ではないのでいろんなことを加味して早めに出発するのがとにかく大事。
20万人規模となるといかに安全にイベントをやるかが肝になるからそういった意味では安心して先手をとれた行動はできた気がします。
ゲリラ豪雨を除いては笑
あと仮設トイレの多さにはビックリしました。
ホコ天になっている道路沿いの大きめ施設には駐車場をかりて個数多めの仮設トイレ設置されていて、何箇所か点々とあるので途中でトイレに行きたくなっても大丈夫。
地域住民の協力のおかげですね。
あととにかく猛暑だからしっかり水の確保はしておくことをおすすめ。
他県まで来て熱中症でリタイアは嫌な思い出にしかなりませんからね。
こんな感じで、来年行かれる方は参考までに。
神明花火大会公式サイトはこちらから。